全労済マイカー共済は、
民間の自動車保険にあたります。
全労済は、生協であり、協同組合が行う保障に関わる事業は、
保険ではなく共済と呼ばれているのです。
そのため、全労済の自動車保険は、
全労済自動車保険とは言わず、
全労災マイカー共済と呼ぶのです。
でも、全労災マイカー共済といっても、
その内容は、上記のように自動車保険そのものなのです。
ただ、全労災は、生協であるがために、
利益を追うのが目的ではなく、
その組合員に利益を還元するのが目的なので、
民間の自動車保険会社とは違い、
広告料などの経費をなるべく抑えるようにしているのです。
そのため、全労済マイカー共済は、格安の自動車保険なのに、
意外と知られていないのです。
全労済マイカー共済にも、民間の保険会社と同じように、
いくつかのタイプがあります。
補償額は、人身保障のあるなしなど、
いろいろな組み合わせを選べるのです。
ここで、自動車保険の入り方ですが、
初心者であれば、車をあちこちにぶつける可能性があるので、
自損事故の保障をかける必要がありますが、
ベテランになるとあえてかける必要が無いと思うのです。
いろんな人の話を聞くと、車の型が古いのに、
自損事故の保障に多くの掛け金をかけていたりするのです。
全労済マイカー共済はいくら掛け金が安いからといって、
無駄な掛け金をかける必要がありません。
その分をお金で残して置くほうが、いろんな使い道があるのです。
ただし、対人事故に関しては、
年々高額化していますので、これに関しては、無制限の方が、
いろいろな場面が考えられますので、私は人に勧めています。
あと、特約に関してですが、マイバイクはもちろん、
自転車特約もあまり知られていませんが、
良く使われている特約なので、つけておいても言いと思うのです。
全労済マイカー共済も、
他の民間の自動車保険と同じように、色々な割引があるのです。
無事故割引であれば、最高64%もの割引を受けられます。
また、運転者家族限定割引や運転者年齢条件もつけられ、
さらに、子供運転年齢条件まであるのです。
保障を限定することで割引を受けられますし、
割引として、ABS装着車割引、エコカー割引、
福祉車両割引、新車割引、セカンドカー割引、
複数契約割引、盗難防止装置装備車割引など、
知っていれば色々と条件を満たすことで、
全労済のマイカー共済の割引を受けられるのです。
ただし、割引で気をつけないといけないことは、
これらの割引条件は、全労済で認められているものであり、
あなたがその条件を満たしているつもりでも、
場合によっては、割引を受けられなくなるだけではなく、
保険金事態が支払われなくなることもあるので、
全労済マイカー共済に入るときは、
約款をしっかり読んで、内容を把握しておきましょう。